昨日7月10日(火)、京都府南部地域において食中毒注意報が発令されました。
食中毒とは、原因となる細菌やウイルス、有毒物質がついた食べ物を食べることにより、下痢や腹痛、発熱、吐き気などの症状が出る病気のこと。
食中毒の原因によって、症状や発症時間はさまざまですが、時には命にかかわる場合もあります。
今のような高温多湿時は特に食材が傷みやすく、細菌が繁殖しやすいため、ご家庭など調理の現場では衛生管理を底し、十分にご注意ください!
現在の発令状況
○発令期間
7月10日午前10時~7月13日午前10時まで(72時間:3日間)
○発令対象地域
京都府南部地域(南丹市、京丹波町、亀岡市、向日市、長岡京市、大山崎町、宇治市、久御山町、
八幡市、城陽市、京田辺町、宇治田原町、井手町、精華町、木津川市、和束町、笠置町、南山城村)
○発令基準…
次のいずれかの条件を満たしたときに発令(※ 今回は発令基準①に該当)
①気温30℃以上が10時間以上継続することが予想され、かつ当日の最低気温と最低気温の差が10℃以上
となることが予想されるとき
②前日の平均湿度が90%以上であり、かつ当日最高気温が30℃以上になることが予想されるとき
③その他必要と認められたとき
食中毒予防のための注意事項
(1)調理した食品は、できるだけ早く食べ、室温で放置しない。
(2)牛レバー等加熱して調理する食品は十分に火をとおす。
(3)冷蔵庫は過信せず、庫内温度に注意し、早めに食べる。
(4)まな板、包丁、フキンを消毒する。
(5)ネズミ、ハエ、ゴキブリを駆除する。
(6)体調の悪い人、手に傷のある人は調理業務に従事しない。
(7)用便後、調理前には、よく手を洗い消毒する。