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3. 赤ちゃんが生まれたら

出産後、いよいよ赤ちゃんとの生活がスタートします。気になることや不安なことがあれば、入院先の医療スタッフや地域の母子健康相談窓口・こども家庭センターに気軽に相談してみましょう。

1.赤ちゃんが早く小さく
生まれた家族への支援について

きょうとすくすくブック

早く小さく生まれた赤ちゃんや病気をもって生まれたお子さんとそのご家族のためのもうひとつの親子(母子)健康手帳です。NICU(新生児集中治療室)入院中の様子や育児経過など、概ね6歳までの記録ができます。お手持ちの親子(母子)健康手帳と一緒にご活用ください。

詳しくはこちら

🔻お問い合わせ

京都府健康福祉部こども・子育て総合支援室:☎075-414-4727

2.新生児期の検査や
行政保健サービス

先天性代謝異常等検査

知らずに放置すると、やがて神経障害や、生命にかかわるような障害が発生する可能性のある生まれつきの病気を早期に発見し、治療に結びつけるための検査です。
検査は出産した医療機関等で、赤ちゃんが生まれて4~6日目に足のうらからごくわずかの血液をとって行われます。
対象は、すべての新生児となります。赤ちゃんのために、ぜひ検査を受けてください。

検査を受けるには

医療機関に備え付けの申出書に必要事項を記入し、お申し込みください。

結果の連絡

検査の結果、精密検査が必要な場合は、医療機関からご連絡いたします。
特に連絡がない場合は、1か月健診などで結果をお知らせします。(医療機関によって取り扱いが異なることがあります)

この検査のための費用

【検査料】・・・無料(公費負担)
【採血・指導料】・・・個人負担

🔻お問い合わせ

府保健所(保健課)

✳ただし、所得等により、採血・指導料が公費負担される世帯があります。下記をご確認の上、該当される場合は申請してください。

採血指導料の公費負担について

対象となる世帯
以下に属する世帯の新生児は、先天性代謝異常等検査の採血・指導料が無料(公費負担)となります。
A) 生活保護法による被保護世帯
B) 当該年度分の市町村民税非課税世帯(当該年度の市町村民税の課税状況が判明しない場合にあっては、前年度の市町村民税非課税世带)
C) 前年分の所得税非課税世帯(前年分の所得税の課税状況が明らかでない場合にあっては、前々年分の所得税非課税世帯)

✳申請を希望される場合は、京都府保健所にお電話ください。

🔻お問い合わせ

府保健所(保健課)

「新生児聴覚スクリーニング(赤ちゃんのきこえの検査)

生まれたばかりの赤ちゃんはすぐにおしゃべりはしませんが、周りの声や音をきいて、お話をするための準備をしています。
きこえは、赤ちゃんのことばや心の成長にとても大切です。
生まれつき、きこえにくい赤ちゃんは1,000人に1~2人いるといわれていますが、生まれてすぐきこえているかどうかを見分けることは困難で、発見が遅れる可能性があります。そのため、新生児聴覚スクリーニングを受けることをお勧めします。
詳しくは、出産される医療機関にお問い合わせください。

1か月児健康診査について

赤ちゃんに生まれつきの病気がある場合、生後4週から5週頃に症状がで始める場合があります。
1か月児健康診査は、病気や異常を早期発見することで、赤ちゃんの健やかな育ちを促すことを目的に実施される健診です。
市町村によって、受診券の配布がありますので、赤ちゃんのためにぜひ受けてください。
詳しくは、出産される医療機関にお問い合わせください。

新生児・低体重児の家庭訪問

保健師・助産師などが家庭訪問を行い、赤ちゃんの体重測定や栄養・授乳・沐浴等の指導、育児相談を行います。

✳赤ちゃんが生まれたらすぐに、新生児出生通知書兼低体重児出生届出書を市役所または町村役場にお送りください。里帰り分娩など居住地以外で出産された場合でも、居住地の市町村へ送ってください。里帰り先の市町村でも訪問等を受けることができますのでご相談ください。
✳赤ちゃんが入院されている場合でも、お母さんのご相談に応じることができます。

🔻お問い合わせ

市町村母子健康相談窓口・こども家庭センター

3.乳幼児期の行政保健サービス

乳児家庭全戸訪問事業(こんにちは赤ちゃん事業)

生後4か月までの乳児がいるすべての家庭を対象に、保健師・助産師などが家庭訪問を行い、栄養や授乳沐浴など赤ちゃんとの生活に関するアドバイスや、地域の子育て支援情報の提供、お母さんやお父さんの悩み相談などを行います。

✳赤ちゃんが生まれたらすぐに、新生児出生通知書兼低体重児出生届出書を市役所または町村役場にお送りください。里帰り分娩など居住地以外で出産された場合でも、居住地の市町村へ送ってください。訪問は住民票のある市町村での実施となります。

🔻お問い合わせ

市町村母子健康相談窓口・こども家庭センター

乳幼児健康診査

乳幼児期(乳児前期・後期、1歳6か月頃、3歳頃)にお子さんの発育や発達の確認、病気の発見等を目的として健康診査を行います。

🔻お問い合わせ

市町村母子健康相談窓口・こども家庭センター

健康相談、育児教室

乳幼児期~就学前のお子さんやその保護者を対象に、子どもの身体計測や保健師・助産師等による育児相談、栄養士による栄養の相談などを行います。離乳食や歯の健康といった育児に役立つ教室を開催しているところもあります。

🔻お問い合わせ

市町村母子健康相談窓口・こども家庭センター

4. 児童手当と医療費助成

児童手当

中学校卒業までの児童を養育している方に支給されます。受給にあたっては申請が必要で、原則として、申請した月の翌月分から支給開始となります。

🔻お問い合わせ

市町村母子健康相談窓口・こども家庭センター

子育て支援医療助成制度

出生日から中学校卒業までの期間に、お子さんが医療機関を受診した際、医療保険各法による医療費の自己負担額のうち、以下を超える額を公費で負担します。ただし、京都府の制度を基本に、お住まいの市町村で対象年齢や給付額が拡充されている場合がありますので、詳しくは市町村窓口へお問い合わせください。

自己負担額の上限

【入院】
中学校卒業まで200円/月(1医療機関あたり)

【通院】
小学校卒業まで 200円/月(1医療機関あたり)
中学生 1,500円/月(複数の医療機関を受診した場合はその合計)

🔻お問い合わせ

市役所 町村役場

未熟児養育医療

出生時体重が2,000g以下の場合または生活機能が未熟なまま生まれ、入院養育医療を受ける必要のある赤ちゃんについて、所得に応じて入院に必要な医療費の一部が公費負担されます。

🔻お問い合わせ

市役所 町村役場