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妊娠がわかったら

ママのからだもこころも大きく変わります!

ママのおなかの中で赤ちゃんを育ててるために、ママのからだは大きく変わります。からだの変化にあわせて、こころも変わっていきます。からだやこころの変化に戸惑うことも多いと思います。妊娠中のからだやこころの変化や、過ごし方等、気をつけていただきたいことについてQ&A形式でお伝えします。

妊娠中の過ごし方

つわりがひどくてつらい

つわりは妊娠5~6週目から始まり、12~16週ごろに自然とおさまる事が多いですが、5か月を過ぎても続いたり、時にはお産まで続くこともあります。原因ははっきりわかっていません。

つわりが始まるころの赤ちゃんはまだ小さく、わずかな栄養しか必要ないので、赤ちゃんの発育に影響を及ぼさないことがほとんどです。あまり神経質にならず、食べたいときに食べたいものを好きなだけ食べることが良いと思います。長い間の空腹や寝起きに気分が悪くなることも多く、何回にも分けて食事をとったり、寝覚めにビスケットなどをとってみるのも良いでしょう。暖かいものより冷たいものが食べやすいです。

吐いてばかりだと脱水になってしまうので、スープ、果物など水分の多いものをとりましょう。一度に多くの水分をとると吐いてしまうことがあるので、氷をなめて水分補給するのも良いでしょう。外食だと意外に食べられることもあるようです。

吐き気が強く脱水症状や体重減少が著しい場合は、点滴や薬物療法、入院が必要になることもありますので、医師に相談してください。

コーヒー・紅茶はだめ?

コーヒーや紅茶、お茶で問題となるのは、カフェイン。カフェインは血管を収縮させたり拡張させたりする働きがあり、妊娠中に大量に摂取すると、赤ちゃんの発育を抑え、お母さんの動悸(どうき)や不眠の原因となります。1日に2~3杯程度のコーヒー、紅茶、お茶は問題となりませんが、がぶがぶ飲むことは控えてください。

お茶には緑茶、番茶、ほうじ茶、中国茶などの種類がありますが、カフェインが特に多いのは抹茶で、玉露や煎茶(せんちゃ)も割に多いようです。カフェインが少ないのは玄米茶です。また、お茶にはタンニンといわれる成分が含まれており、これは鉄分の吸収を抑えますので、貧血の薬を飲むときや食事のときは水や麦茶を飲むほうがいいでしょう。

たばこ・お酒はだめ?

たばこには一酸化炭素やニコチンなど4,000種以上の化学物質、200種以上の発がん性物質が含まれています。一酸化炭素やニコチンは、おなかの赤ちゃんへの栄養・酸素不足を招き、低出生体重児や早産の原因となります。

喫煙により早産は1.5倍、周産期死亡(妊娠28週~生後1週までの死亡)は1.2~1.4倍、低出生体重児は2倍に頻度が高まるとされています。また、出産後の喫煙は乳児突然死症候群の危険率を上げるという報告もあります。

受動喫煙でも胎児へのニコチン移行が確認されており、夫や家族の協力も非常に大切です。

妊娠中の飲酒によりアルコールは胎盤を通じておなかの赤ちゃんに移行します。アルコールは、胎児の脳ー発達遅延・知的障害や頭・顔の形、心臓、骨など全身に影響を及ぼしますので、妊娠初期の過度の飲酒、慢性的な飲酒は控えてください。母乳にもアルコールは移行しますので、授乳中の大量の飲酒は赤ちゃんにアルコール中毒を起こしたり、発育、発達に影響を及ぼしますので、授乳中も大量、慢性的な飲酒は控えた方がいいでしょう。

妊娠中に薬を飲んで大丈夫?

妊娠中に飲んだ薬は胎盤を通して赤ちゃんに移行することもあり、自己診断で市販の薬を使わず、飲んだ薬は胎盤を通して赤ちゃんに移行することもあり、自己診断で市販の薬を使わず必ず医師に相談して処方してもらった薬を使いましょう。

また、処方された薬でも一度に大量に飲んだり、別の薬と一緒に飲んだりすることは避けてください。

しかし、薬をこわがって飲むのを避けたためにかえってお母さんの病気を悪くしてしまっては赤ちゃんにも悪影響を起こしますので、病気で医師から飲むように指示された場合にはきちんと服用してください。

薬による胎児への影響は、薬の種類、量、妊娠週数が関係します。妊娠4週~12週ごろは、器官形成期といって赤ちゃんの大事なからだの部分がつくられる時期ですので注意が必要です。市販の薬の場合、薬の名前、成分、効能などを書いた箱や説明書を持って、主治医や産婦人科医に相談してください。

パーマやカラーリングはしてもいい?

パーマやカラーリングに使う薬剤は、おなかの赤ちゃんに直接的な影響はないと考えられています。

ただ、妊娠中はホルモンバランスが変化し、皮膚が刺激に対して敏感になっていますので、薬剤によってかぶれる心配があります。

また、美容院に行く時期は、妊娠初期はつわりがあったり、まだ胎盤が不安定なので、長時間同じ姿勢を続けるのは避けたほうが良く、妊娠中期ごろが適していると思われます。後期になりますと、おなかが大きくなり、洗髪時にあおむけになることがつらくなりますので避けたほうが良いでしょう。

いずれにしても、美容師さんに妊娠していることをお話しして、薬剤、時間や姿勢などに注意してもらうと良いと思います。

風疹(ふうしん)等の抗体検査

妊婦が風疹(ふうしん)に感染すると、胎児に先天性風疹症候群を起こします。先天性風疹症候群の主症状は、白内障、緑内障、心疾患、聴覚障害、小頭症、精神遅滞などですが、感染した時期で症状の種類や程度が違いますし、全く症状がないこともあります。母親の風疹抗体検査は、先天異常をスクリーニングすること、母体の感染予防を目的として行っています。

一般的にはHIという方法で抗体量を測定し、256以上の場合、さらに詳しい検査を加えます。逆に低い場合は、妊娠中は子どもの多い場所を避ける、出産後はワクチン接種を薦めるなど感染予防の指導をします。

施設によって、検査の方法や判定基準に違いがあるので、検査内容や結果については、主治医に相談しましょう。

乳首が出ていない・お手入れは?

乳首の状態を調べるために、二本の指で乳首の根元を優しく押さえ乳首を起こしてみてください。

こうしても乳首が全く出ず、つまむと引っ込んでしまう場合は、扁平(へんぺい)乳頭か陥没乳頭かもしれません。この場合、両手の親指を乳首の付け根部分に当て、押したり引っ張って乳首をのばし根元を柔らかくしてみると、乳首が出るようになることもあります。乳首を引っ張り出すためのブレストシールドという器具もあります。

通常は乳首があまり出ていなくても、授乳を開始すれば出てくることが多く、陥没していても赤ちゃんがしっかりと口に含めば口の奥へ引っ張り込んで飲むことができるともいわれています。

お手入れには、妊娠中、産褥(さんじょく)期に行う乳房全体のマッサージもありますので、助産師に教えてもらいましょう。

ただ、乳房や乳首への刺激は子宮の収縮を引き起こしますので、お腹が張りやすい人はさけましょう。

おなかがはる

妊娠中は、おなかがはったり、痛みを感じることがあります。安静にしてもおさまらないとき、一日に何度もはるとき、痛みを伴うようなときは注意が必要です。

妊娠初期は胎盤が安定せず切迫流産になりやすいので、無理はせず安静にして、医師の診察を受けてください。「はり」のほかに痛みや出血がある場合は、切迫流産や子宮外妊娠の危険がありますので、すぐに医師に診てもらいましょう。

妊娠中期、末期はおなかがはりやすくなってきます。横になってしばらく安静にすることで、おさまることが多いですが、安静にしていてもおさまらないとき、出血を伴うようなときは、切迫早産の危険がありますのですぐに医師に診てもらってください。「はり」を予防するために、重い物を持たない、下半身を冷やさない、排便のコントロール(便秘がはりの要因となることもある)下着の締め付け過ぎない、階段の昇降はゆっくりする、十分休息をとる、などに注意してみましょう。

出血があった

妊娠中の出血の原因はさまざまで、子宮粘膜のびらんやポリープからの出血、胎盤からの出血、臨月であれば出産の前兆のこともあります。色は真っ赤なものもあれば、赤ワイン色や茶褐色のものもあります。少量だからといって安心できるものでなく、子宮内では多量に出血している場合もあります。実際どこから出血しているか、胎児は大丈夫かなどは、内診やエコーをしないとわかりませんので、自己診断せず必ず医師に相談してください。もし、痛みやおなかの「はり」を伴っているようなら、至急受診してください。

便秘がち

3日以上お通じがなかったり、毎日あっても便が硬く排便が困難であったり、便が残っているような感じがあれば便秘といえます。

妊娠すると、ホルモンにより腸の動きが鈍くなったり、大きくなった子宮の圧迫、骨盤内充血による痔(じ)などのために便秘になりやすくなります。食物繊維の豊富な食品や牛乳・ヨーグルトを多くとる、水分をしっかり摂取する。早朝又は朝食後にコップ1杯の冷水・牛乳などを飲む、毎日決まった時間にトイレに行く、など生活習慣から心がけましょう。

妊娠経過が順調であれば、妊婦体操、マタニティヨガ、散歩、軽い水泳などは、便秘にも気分転換にも良いでしょう。

便秘薬は勝手に服用せず、かかりつけの病院で処方してもらってください。便を柔らかくする酸化マグネシウムや大腸を刺激する下剤などが処方されます。もし、薬局で買われるときは、必ず妊娠していることを薬剤師さんに言ってください。(Drにも相談しておくと安心です。)

浣腸(かんちょう)は刺激が強いですので避けてください。

妊娠中の女性労働者の保護について

1.働く女性が妊娠した場合、労働基準法で次の就業制限等が設けられています。

  1. 産前6週間産後8週間の出産休暇
  2. 危険有害業務(重い物を扱う業務、有害ガスが発散する場所での業務など)への就業制限
  3. 妊娠中の軽易業務転換
  4. 妊産婦の変形労働時間、時間外・休日労働、深夜業の制限

2.男女雇用機会均等法で妊娠にかかる休暇等が事業主に義務づけられています。

  1. 通院休暇
  2. 妊産婦の通勤緩和(時差出勤)
  3. 妊娠障害休暇
妊娠中の旅行は?

妊娠初期は流産する可能性が高いので、なるべく旅行は避けたほうが良いでしょう。避けられない場合は、必ず受診して許可をもらってください。中期は流早産の危険性が低く、旅行に最も適している時期です。妊娠後期は早産の可能性が高まりますので避けたほうが良いでしょう。

海外旅行は、保険や予防接種、精神的な緊張、食物・水などについての注意が必要です。事前に十分調べておく必要があります。飛行機は、搭乗条件がありますので事前に確認してください。

また、妊婦は血栓ができやすいので、長時間の飛行はエコノミークラス症候群の危険があり特に注意が必要です。水分をよくとること、通路側に席をとり歩行すること、座っている状態でもつま先立ちなどを繰り返し運動することなどが良いでしょう。

自動車の場合も血栓症を予防するため長時間座っていることは避けてください。2時間おきに休憩し、10分以上歩行することが良いでしょう。交通事故での母体、胎児の障害は通常よりも危険性が高く、妊婦といえどもシートベルトの着用が勧められます。

汽車、船なども同様に長時間座ることは避けたほうが良いでしょう。妊婦は転倒しやすいので、汽車、船内での歩行には注意してください。

温泉旅行は、体内の温度が上昇しすぎることがあるので、高温のお湯に長時間つかることは避けてください。硫黄泉の場合、湯舟で気を失うことがあるので強い硫黄泉は避けたほうが良いでしょう。気分が悪くなることが多いので、一人で入浴することも避けてください。旅行には母子手帳、保険証を持参することも大切です。

妊娠中・出産後のSEXは?

妊娠中のSEXは、挿入による刺激や、精液による子宮収縮、細菌感染症などにより、流早産の原因となることがあります。

胎盤が不安定な妊娠初期と妊娠末期は避けたほうが良いでしょう。切迫流産や切迫早産を指摘されているとき、つわりで気分がすぐれないとき、おなかが張っているとき、出血が見られるときも避けましょう。

挿入を浅めにする、お腹を圧迫しない・子宮収縮や感染を予防するためコンドームを使用するなど、工夫してください。

出産後の性生活の再開には、お産の状態が関係してきます。分娩(ぶんべん)時の出血が多かったり、会陰切開の傷が痛いとき、夜泣きで睡眠不足のときなどは、とてもそのような気にならないこともあるでしょう。

一人ひとり条件が異なっていますので、一律な決まりはありません。条件をあげるとすれば、産後の1か月健診で主治医から許可が出ていること、本人も夫も不安なく性生活を再開したいという気持ちを持ったとき、今後の家族計画を話し合ったとき、などが考えられます。

マタニティ・ブルーズとは?

マタニティ・ブルーズとは、出産直後にみられるうつ様の心やからだの症状のことをいいます。これは、出産によって胎児胎盤からのホルモンがなくなり、からだのホルモンバランスが変化することによって起きるといわれています。日本人女性の頻度は30~50%くらいです。

産後数日から2週間程度のうちにちょっとした精神症状が出現します。症状は、涙もろさ、抑うつ気分、不安、緊張、集中力の低下、焦燥感などの精神症状と、頭痛、疲労感、食欲不振などの身体症状がみられます。大抵は症状も一過性であり、産後10日程度で軽快しますのであまり心配することはありません。特に治療も必要ありません。夫や家族に協力していただいて、家事を手抜きしたり、ゆっくり休んでみてください。

マタニティブルースが長引く場合、産後うつ病に移行することがあります。症状の強い場合や、もともと精神科や心療内科に通院している人も要注意です。「生理的なものだから」と一人で抱え込まずに、無理せず助産師や産婦人科にご相談ください。

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