1. 【お知らせ】「強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生」

【お知らせ】「強力な磁石のマグネットボールで誤飲事故が発生」

様々な誤飲事故がありますが、強力な磁石のマグネットボールを誤飲し、幼児の消化管に穴があき、開腹手術にいたる事例が、国民生活センターから届いています。

その経緯は「ネオジム磁石」をうたう強力な磁力のマグネットボールを複数個誤飲し、磁石同士が引き合って消化管内に腸壁を挟んでとどまり、腸壁を穿孔(せんこう)(穴があくこと)していたものを開腹手術等により摘出したというもの。
マグネットボールをはじめとした複数の磁石を誤飲した際の危険性について、あらためて注意を呼び掛けます。

<国民生活センターに寄せられた事故事例>
【事例1】
クリスマスプレゼントとしてインターネットで2種類の磁石商品を購入。マグネットボールを5個誤飲したところを保護者が気づいて受診。レントゲンで消化管内に5個連なっていることを確認し経過観察とした。翌日も磁石は移動しておらず、紹介先の病院で内視鏡検査を実施したが、胃内になく経過観察とした。その翌日もやはり移動がなく手術を実施した。磁石は2個が胃壁から、3個が空腸から壁を穿通(せんつう)していた。摘出し空腸穿孔部を縫合した。(事故発生年月 2017年12月 男児 3歳)

【事例2】 
友人の幼児が遊んでいたのを見て欲しがったため4カ月前に買い与えた。その後、磁石を口の中に含んでいることがあったため、保護者は手の届かないところに保管していた。嘔吐(おうと)を繰り返したのでかかりつけ医を受診すると胃腸炎の疑いで薬を処方された。しかし、その翌日も嘔吐が続いたため、紹介状を書いてもらい他院を受診し、レントゲン検査で腸内に異物が見つかった。その後開腹手術を行ったところ、小腸内の3カ所にあった磁石が磁力で引き合い、小腸を結着し、圧迫壊死(えし)を起こして穿通しており、直径3mmの磁石計37個を摘出した。(受診年月 2018年1月 女児 1歳9カ月)

<消費者へのアドバイス>
・特に強力な磁力のマグネットボールの複数個を誤飲すると大変危険です。子どもに与えないようにしましょう。
・万が一誤飲した可能性がある場合には、医師の診断を受けましょう。

詳細は以下よりご覧いただけます。
独立行政法人 国民生活センター ホームページ