【お知らせ】「豆やナッツ等 3歳頃までは食べさせない」 2020年02月18日 お知らせカテゴリーセンターからのお知らせ 豆やナッツ等 3歳頃までは食べさせない 食品をかみ砕く力や、喉が未発達な子どもが、豆やナッツ類を食べた場合、窒息のみならず、小さな破片が気道に入ったまま放置していると、気管支炎や肺炎を起こす危険があります。気道に入った豆やナッツ類を、病院で気管支鏡(内視鏡の一種)を使って異物除去をした例もあります。 豆やナッツ類は身近な食品ですが、子どもにとって、リスクのある食品でもあります。 誤嚥事故防止のため、事例やアドバイスを参考にしましょう! ※画像をクリックするとPDFが開きます 事例 1.5センチほどの豆菓子を食べていたところ、のどに引っかかった様子で苦しがった。唇の色が悪くなった。(当事者:1歳 男児) 親が1歳の子どもに、砕いて小さくしたアーモンドを与えていた。兄弟と遊びながら食べていたら突然むせ込み、その後からせきと高熱が数日続き、入院となった。(当事者:1歳) アドバイス 奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではなく、気道も狭い子どもが、豆やナッツ等を食べると、気道に入って気管支炎や肺炎を起こしたり、窒息したりするおそれがあります。事故が発生した場合は大変危険ですので、豆等は3歳頃までは食べさせないでください。小さく砕いた豆等も同様の危険があります。 小さい子どもは何でも口に入れてしまいます。家族の食べ残しを、子どもが誤って口に入れないよう、手の届かないところに置きましょう。 独立行政法人 国民生活センター ホームページ