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【お知らせ】「豆やナッツ等 3歳頃までは食べさせない」

豆やナッツ等 3歳頃までは食べさせない

食品をかみ砕く力や、喉が未発達な子どもが、豆やナッツ類を食べた場合、窒息のみならず、小さな破片が気道に入ったまま放置していると、気管支炎や肺炎を起こす危険があります。気道に入った豆やナッツ類を、病院で気管支鏡(内視鏡の一種)を使って異物除去をした例もあります。
豆やナッツ類は身近な食品ですが、子どもにとって、リスクのある食品でもあります。
誤嚥事故防止のため、事例やアドバイスを参考にしましょう!
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事例
  • 1.5センチほどの豆菓子を食べていたところ、のどに引っかかった様子で苦しがった。唇の色が悪くなった。(当事者:1歳 男児)

  • 親が1歳の子どもに、砕いて小さくしたアーモンドを与えていた。兄弟と遊びながら食べていたら突然むせ込み、その後からせきと高熱が数日続き、入院となった。(当事者:1歳)

アドバイス
  • 奥歯が生えそろわず、かみ砕く力や飲み込む力が十分ではなく、気道も狭い子どもが、豆やナッツ等を食べると、気道に入って気管支炎や肺炎を起こしたり、窒息したりするおそれがあります。事故が発生した場合は大変危険ですので、豆等は3歳頃までは食べさせないでください。小さく砕いた豆等も同様の危険があります。
  • 小さい子どもは何でも口に入れてしまいます。家族の食べ残しを、子どもが誤って口に入れないよう、手の届かないところに置きましょう。

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