【お知らせ】こんろのグリルでの子どものやけどに注意!!
近頃はIHクッキングヒーターを使用されているご家庭も多いかと思いますが、
今もグリルつきこんろは広く一般家庭に普及しており、わたしたちには身近な商品の一つです。
医療機関ネットワークには、1歳前後の子どもが調理中や使用後のグリル扉等を触れることでやけどを負った事例が36件寄せられており、なかには皮膚の深くまでやけを生じた事故もみられます。
電気ケトルや電気炊飯器などでは、子どもの手の届かないところへ置く等の対策もできますが、設置場所が決まっているこんろは有効ではありません。
そこで、国民生活センターではグリル使用時や使用後の温度変化、こどもの成長とその行動特性の変化などを調査し、グリルでの事故未然防止、拡大防止のための注意を呼びかけられています。
<医療機関ネットワークに寄せられた情報>
・ぐりるでのやけど39事例のうち、大人の事例3件を除く36件は、8ヶ月から25ヶ月の子どもに事故が発生しています。
・Ⅱ度以上の手指のやけどが多く、6割以上で初診後も通院が必要でした。
・夕食時間帯に多く発生しております。
<消費者へのアドバイス>
・使用中はもちろんのこと、使用後であってもしばらくは、グリル窓が高温です。
子どもをグリルに近づけないようにしましょう。
・高温抑制されている商品の検討も一つです。
・グリルに触れた場合は、すぐにきれいな流水で冷却しましょう。
詳細は以下よりご覧いただけます。
■国民生活センター