【お知らせ】洗濯機の底面に手をいれてけがをする事故にご注意!
近年洗濯機の大型化などを背景に、お掃除などのしやすさから、かさ上げタイプの洗濯機用の防水パンや洗濯機用のかさ上げ台などが用いられることが増えてきています。 縦型全自動洗濯機は、洗濯槽が吊り下げられる構造になっており、運搬時の洗濯槽の固定や設置時の排水管接続のため、洗濯機と防水パンや床面との間にすき間があると子どもがいたずらで手を入れたり、お掃除をしようとして手を入れた場合、高速で回転している回転部に触れてけがをする危険があります。 |
自宅の洗面所での事故事例 | |
傷害の種類 | 手指外傷(年齢 2歳8か月 性別 男児 身長 79センチ 体重 11.6㎏) |
原因の対象物 | 縦型洗濯機(製造、購入共に2013年) |
発生状況 |
自宅のリフォームをした際、配管を下に通すために縦型自動洗濯機の下に置台(かさ上げタイプの防水パン)を設置した。洗濯機の脚の高さは1cm程度あり、床面やフラットな防水パンに設置された場合は子どもでも手がはいることはないが、本事例は洗濯機の下に7cmのすき間ができており、すき間に子どもが手を入れ、運転中の洗濯機でけがをした。 |
洗濯機の防水パンの選び方・使い方による対策
防水パンの利用にあたっては次のようなことに気をつけましょう。
■洗濯機の運転中に防水パンや排水部分のお掃除をすることはやめましょう
■洗濯機の底面に手が入りにくい形状の防水パンを選びましょう
■防水パンの上にかさ上げ台などを用いて洗濯機の底面にすき間を作ることはやめましょう。