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【お知らせ】自転車後部に同乗中の子どもの事故に注意! ~障害物と接触して大腿骨を骨折する事故も~

国民生活センターから、自転車後部に同乗中の子どもの事故についてのお知らせです。

幼児が同乗できる自転車については、保育所への送迎等で高い需要があり、特に都市部を中心に重要な移動手段となっています。
自転車の幼児用座席について定めているSG基準では、前部に取り付けるタイプの対象年齢は4歳未満とされています。そのため、子どもが一定の年齢以上になると、後部の幼児用座席に乗せる必要があり、運転者が子どもを視認できない状態になるという特徴があります。

自転車後部に子どもを同乗させて走行していた際の事故事例の中には、子どもが身体をはみ出していたことで障害物に接触する事故が発生しており、大腿骨を骨折するなどの重篤なけがを負った事例も複数みられます。

事故の詳細については、こちらの動画からも確認いただけます。
【幼児同乗中の自転車での骨折事故】後ろに乗った子どもは前方が、運転者は後ろの子どもが見えません!【商品テスト】国民生活センター

 事例1 

身体のはみ出しにより大腿・下腿が障害物と接触した事例😖

  • 保護者の運転する電動アシスト自転車後部の幼児用座席に乗っていたところ、子どもの右足とガードレールが接触し、受傷した。
  • 保護者が運転する電動アシスト自転車後部の幼児用座席に乗っていたところ、徐行して車止めのポールを通過する際に子どもの右大腿がポールに接触し、股関節を開く形で受傷した。
 事例2 

身体のはみ出しにより頭部が障害物と接触した事例😖

自転車後部の幼児用座席に乗せて走行していたところ、電柱をよけようとした際に子どもの頭がふられて電柱に接触し打撲した。

 事例3 

スポーク外傷の事例😖

保護者が運転する自転車の後ろの荷台に乗っていて、左足が巻き込まれた。幼児用座席は使用しておらず、サンダルを履いていた。

❗❗消費者へのアドバイス❗❗
 
  • 自転車後部の幼児用座席に乗った子どもは、前方の視界がほとんどありません。子どもにシートベルト及びヘルメットを適切に装着させ、身体をはみ出さないよう声掛けをしましょう。
  • 狭い通路を走行する際は、同乗させている子どもが障害物と接触しないよう、自転車から降りて押し歩いて通過しましょう。
  • 子どもを自転車に同乗させる際は、年齢や身長に合わせて必ず幼児用座席を使用しましょう。また、荷台に子どもを乗せないこと、小学生以上の子どもを自転車に同乗させないことを徹底しましょう。
詳細

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