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【お知らせ】子どものボタン電池の誤飲事故に気をつけましょう!-電池の放電によるアルカリで消化管が損傷します-

国民生活センターから、ボタン電池の誤飲事故についてのお知らせです。

コイン形リチウム電池やボタン形アルカリ電池などを誤飲した場合、電池の放電により作り出されたアルカリによって、食道や胃などの消化管を損傷(化学やけど)する危険性があり、過去には死亡事故も発生しています。

ボタン電池の誤飲防止に関しては、2018年には国内の電池業界で誤飲防止パッケージが採用されるなど、様々な事故防止の取組みが行われてきましたが、「医療機関ネットワーク」や「医師からの事故情報受付窓口」には現在も事故情報が寄せられています。

事故情報の中には入院を必要としたケースも見られ、更に処置が遅れれば重篤な事故につながる恐れがあります。
以下の点に十分注意して使用しましょう❗

事故の詳細については、こちらの動画からも確認いただけます。
【子どものボタン電池の誤飲事故に注意】危険!消化管損傷の恐れ!?ボタン電池は子どもの手の届かないところに保管を!【商品テスト】

 事例 

自宅で子どもが突然泣き出し、本人がボタン電池を誤飲したと申告。近医受診しX線検査で胃内に異物が認められ当院受診。上部内視鏡検査で1.5cm大のボタン電池を認め、摘出した。絵を描くおもちゃの電池のふた(ネジ止めなし、パカッと外せるタイプ)が壊れて落ちており、しまっていたおもちゃ箱の中に電池だけ外れて落ちていたようだ。(事故発生年月:R6年4月、5歳 男児)

❗❗消費者へのアドバイス❗❗
 

誤飲事故を未然に防ぐ

  • ボタン電池は子どもの手の届かないところに置きましょう。
  • ボタン電池使用機器の状態にも気を配りましょう。
  • 玩具は「STマーク」付きの商品を選びましょう。
  • 子どもが訪問する先でもボタン電池等の管理をしっかりしましょう。

誤飲事故が発生したら

  • 誤飲したところを発見しても急に大きな声をかけないようにしましょう。
  • 口の中のものは速やかに取り除き、飲み込んだものは無理に吐かせないようにしましょう。
  • ボタン電池の誤飲が疑われる場合は速やかに医療機関を受診しましょう

※できれば誤飲した電池(同じ電池、パッケージ、使用されていた機器など)が分かるものを持参してください。

 

詳細

国民生活センター ホームページ

報告書はこちら

 

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