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【きょうと育児の日】ママとして生きる?自分として生きる?

毎月19日は”きょうと育児の日”

京都府では、子育ての意義や、子育てにおいて家庭が果たす役割及び家族の絆の重要性について、府民の皆様が認識を一層深められることを目的とし、毎月19日を「きょうと育児の日」に制定しています。

 

ママとして生きる?自分として生きる?

2月も半ばを過ぎ、新年度に向けて徐々に準備を始める時期ですね😊
皆さんはママになって何年が経ちましたか?
ママになって、一番変わったことは何でしょうか?

子どもを持つと、世間からも親として生きることを求められるようになります。
生まれながらにして親であるわけではないのに、ある時点から急にそう求められるというのは、実は結構難しいことなのでは?と思います。
子どもを産むまでの数十年間、固有の名前を持った個人として生きてきたはずなのに、ある日突然「〇〇ちゃんのママ」と名前が変わる。
そして、一人の人間としてよりも、ママとして生きることが生活のほぼ全てになります。

自分で望んで子どもを産んだなら、それも当然受け入れるべきなのかもしれません。
でも、まるで一個人としての自分を失ってしまうように感じることもあるのではないでしょうか?

世間からも親として存在することを求められ、それが当然であるかのように扱われ、自分がしたいことを優先することに罪悪感を抱くこともあるかもしれません。
自分主体で過ごす時間を持つことは、当たり前のことだったはずなのに、ママになると罪悪感を抱くことに変わってしまう。
もちろん、ママとして生きることに生きがいを感じて、それを最優先にできる人もたくさんいます。
ですが、ママではない自分がいることは、無視できない事実です。
無視して歪みが生じるよりも、事実として向き合い、周囲に協力してもらい、自分を取り戻してまたママに戻る。
そうやって生活を続けていく方が、案外人間らしいのでは?と思います。

周囲に協力してもらって子どもから離れるというのが、なかなか叶わないという場合もあると思います。
それに、人に頼るというのは意外と勇気がいることです😰
乗り越えないといけないことはいろいろとあるかもしれませんが、自分のための時間を過ごしてリセットすることが、行き詰りがちな子育てに小さな風穴を開けてくれることもあるかもしれません。
時にはママより自分優先で。どうすれば叶うか、頼れる人と一緒に考えていけたらいいですね🌸

 

運営チーム RR

 

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  • ピアサポートセンターHPでは、子育て支援を行っている団体(子育て支援認証団体)もご紹介しています。詳細はこちら

 

周りの方にもお声がけいただき、皆様にとって、『身近なことから』『できることから』取り組んでいただけると幸いです。

◆お勤め先でのノー残業
◆ご家族そろっての食事やふれあい
◆地域での子どもの見守り  など

また、「きょうと育児の日」啓発ソングとして皆さんと一緒に「きょうと子ども・子育て応援ソング」を作成しましたので、下記特設サイトより試聴ください。
🎵「きょうと子ども・子育て応援ソング」特設サイトは コチラ

 

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