【お知らせ】熱中症予防のために
気温の高い日が続くこれからの時期、熱中症対策に万全を期すことが重要です。
特に、熱中症への注意が必要な高齢者、障害児(者)、小児、乳幼児等に対しては、周囲の方々が協力して注意深く見守る、車内に置き去りにしない等の対応が必要です。
この夏も厳しい暑さになる見通しです。体が暑さに慣れること(暑熱順化)について知り、暑くなる前から熱中症の対策を行いましょう。
暑熱順化については、下記ホームページや資料を参照してください。
厚生労働省では熱中症予防を広く呼びかけることを目的として、多言語によるリーフレット等を作成しています。厚生労働省ホームページに、熱中症関連情報が掲載されていますので、ぜひご覧ください📖
![]() 「熱中症予防のために」 |
![]() 「熱中症診療ガイドライン 2024」 |
環境省と気象庁が連携し、「熱中症警戒アラート」も運用されています。こちらもご参照ください。
みんなで見守り「こどもの熱中症」を防ぎましょう!
こどもは知らず知らずのうちに熱中症になっていることがあります。
大人との違い、こどもが抱える熱中症のリスク、こどもの特徴や行動を把握して、予防・対策をとりましょう。
こどもは大人より暑さに弱い
こども(乳幼児・幼児)は体温調節機能が未発達です。
特に汗をかく機能が未熟で、大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまうため、体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。
- 日頃から、栄養バランスの良い食事や適度な運動を通して、暑さに負けない体作りをしましょう。
- 普段から徐々に暑さに身体を慣れさせましょう(暑熱順化)。
こどもは周囲の環境の影響を受けやすく、熱しやすく冷めやすい
こどもは体重に比べて体表面積が広い分、外気温の影響などを受けやすいと言えます。また、幼少期の子どもは大人よりも身長が低い為、地面からの照り返しの影響を強く受けます。
- こどもは大人よりも高温の環境にさらされていると考え、体調の変化に注意しましょう。
- 通気性の良い服を選ぶなど外出時の服装に注意し、帽子も忘れずに被らせましょう。
- 暑い環境で長い時間過ごす場合には、適宜、涼しい場所での休憩と、十分な水分・適度な塩分の補給を行ってください。
こども自身では予防できない
こどもは屋外でずっと遊んでいると、その楽しさに夢中になってしまい、身体に異変が起きていても気づかないことがあります。
また、こどもは自分で自らの体調の変化を訴えられず、服装などでの暑さ調節がうまくできないこともあるため、周囲の大人が顔色や汗の量などに気を配る必要があります。
- こどもの様子を十分に観察しましょう。
顔が赤い、ひどく汗をかいているなどこどもに異変がある場合には、涼しい環境で十分に休息させましょう。 - こまめに水分や塩分を補給し、特に遊びの最中には、定期的な休憩を取らせましょう。
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こども家庭庁ホームページ みんなで見守り「こどもの熱中症」を防ぎましょう!