【きょうと育児の日】親の不安と子どもがしたいこと
毎月19日は”きょうと育児の日”
京都府では、子育ての意義や、子育てにおいて家庭が果たす役割及び家族の絆の重要性について、府民の皆様が認識を一層深められることを目的とし、毎月19日を「きょうと育児の日」に制定しています。
親の不安と子どもがしたいこと
今年もあっという間に残りわずか。年末年始の予定は決まりましたか?😊
年末年始は子どもにとって楽しいイベントがたくさん。そして、あれしたいこれしたい、あれ欲しいこれ欲しいと子どもからたくさんおねだりされる時期でもあります。
おねだりされていつも迷うのは、その欲求をどこまで聞いてどこからはダメと言うか、ということ。
もちろん、何でも聞いてあげた方が泣き喚かれることもないし、絶対に楽です。でも、わがままを言えば何でも聞いてもらえると勘違いされて、あれもこれもとわがまま放題の子になってしまったら…という不安もよぎります。
何か欲しいということに限らず、子どもの望みを叶え、やりたいようにさせるか、我慢させるか、その線引きに明確な答えはありません。そこは親の価値観次第、もしかしたら親の不安の強さ次第なのかもしれません。
子どもに自由を与え、好きにさせるのは簡単なように見えてとても難しいこと。
危ないことをしてケガをしないか、危険な目に合わないか、善悪の判断がつかず悪い方向へ踏み入ってしまわないか。
全てが親の管理下であれば、親は安心です。ただ、心配だからという大義名分のもとで子どものあらゆる行動に親が口出しし、管理するのは、子どもからすると、単に自由を奪われる体験にしかならないのかもしれません。
自分の目の届く範囲にいてほしい、理解の及ぶ範囲で行動してほしい、と望む気持ちが子どもを守る面もあります。ただ、それが単に、親自身の不安を解消するためのものになってしまうと、子どもの可能性を狭めてしまうかもしれない。
どこで線引きするか、その判断は本当に難しいものです。
血の繋がりがあっても、子どもはあくまで親とは別の意思を持った別の人間。それなのに、子どものうちは親がある程度レールを敷いて導いていく必要があります。そのレールが親にとっては正解であっても、子どもにとっても正解なのかはなかなか分かりません。
こうした矛盾や答えのない問いを抱え続けること。未来への不安を子どもに押し付け過ぎないようにすること。重いけれど誰もが心に留め置き、抱えなければいけないことなのかもしれません。
同志はたくさんいますから、また新しい1年も共に抱えつつ、子育てしていきましょう😊
楽しいクリスマスをお過ごしください🎄
運営チーム RR

周りの方にもお声がけいただき、皆様にとって、『身近なことから』『できることから』取り組んでいただけると幸いです。
◆お勤め先でのノー残業
◆ご家族そろっての食事やふれあい
◆地域での子どもの見守り など
また、「きょうと育児の日」啓発ソングとして皆さんと一緒に「きょうと子ども・子育て応援ソング」を作成しましたので、下記特設サイトより試聴ください。
🎵「きょうと子ども・子育て応援ソング」特設サイトは コチラ
