京都市
ジェネラルインシュアランス株式会社
所定外労働時間の削減
【誰もが人生の主役になれる自由な職場づくり】
植物園やコンサートホールなど自然と文化が融合した北山エリアでイタリアンレストランをリノベーションしたおしゃれな建物を社屋に構えるのは、ジェネラルインシュアランス株式会社。「保険をシンプルに、わかりやすく。」を理念に掲げ、主に法人顧客に向けて多様化する経営リスクをシンプルに整理し、リスク対策に有効な生命保険と損害保険をわかりやすく企画・提案して「安心」をサポートする総合保険代理店です。従業員数8名、業界未経験者を含む30代から70代までがワーク・ライフ・バランスを実践しながら切磋琢磨し合って毎年数々の賞を受賞するという精鋭が揃い、2019年の創業以来増収・増益の快進撃を続けています。
残業ゼロやサマータイム導入で「段取り力」アップ
同社では「営業」のプロと「研修・サポート」のプロ、2人のプロが両輪となって男性社員の育児休暇の取得をはじめ残業ゼロ、オフィスワークと在宅ワークを臨機応変に切り替えるフレキシブルワークなどを実践し、独自のワーク・ライフ・バランスを実践しています。
代表取締役の三浦さんはかつて世界ランキング上位の保険会社で全国トップに上りつめた営業のプロとして「仕事で最大のパフォーマンスを上げる秘訣は『早寝早起き』」と言い切ります。自ら率先して終業時刻の17時を厳守し「17時にはオフィスを閉めるので16時55分からソワソワしています(笑)」。夏季の猛暑期にはサマータイムとして15時終業も導入しました。「初年度はあたふたしていましたが、今では全員が時間通りに業務を終わらせています」。さらに冬季の降雪時には雪害による通勤支障を見越して在宅ワークへの切り替えを発動。スタッフも心得たもので、天気予報で在宅ワークの可能性を予期して数日前から自主的に資料を自宅に揃えておくという周到さを発揮したとのことで「これには感動しました」と目を細めます。
働く時間、場所をスタッフが「主体的」に判断するために
子育て中のスタッフは、育児休暇から復帰後も子どもの体調不良時には在宅ワークに切り替えたり、オフィスワーク中に子どもの体調の急変があれば直ちに帰宅したりとフレキシブルなワークスタイルを選択しながら業務を遂行しています。「保険の仕事は新規契約と事故対応の大きく2つ。いずれもお客様の人生に寄り添う仕事です。だからこそ、スタッフ一人ひとりが健康で幸せな人生を送ることが大切だと考えています」。だからどのスタッフも体調不良を押して出勤することもないし、出勤してきたスタッフがオフィスで体調不良になったときには就業時間の途中で帰宅してもいい。「人間ですから、何となく気分が乗らないときもあるでしょう。そんな姿に気づいた時は『気分が乗らないなら帰りなさい』と声を掛けています」。そのためにも従業員一同、報告・連絡・相談というホウレンソウを徹底。互いに業務内容を共有し、いつでもカバーしあえるように声を掛け合うなど、何でも言い合える風通しのよさがあります。
「おしゃれ」なオフィスがモチベーションと絆を高める
「スタッフのモチベーションをかきたてるのが社長の仕事。だから、常にセンスを磨いています」と三浦さんが胸を張るのは、とびきりおしゃれなオフィス環境。イタリアンレストランをリノベーションした建物を社屋に選んだのも、北欧のミッドセンチュリーをはじめとするヴィンテージ家具でオフィスインテリアを統一したのも、「ノルマのグラフが掲げてあるオフィスより、家族や友人に自慢できるオフィスで働く方が嬉しいでしょう」という三浦さんならではの心意気です。新規入社したスタッフには「入社ありがとう」の気持ちを込めて、一人ひとりのイメージに合わせたデザインのデスクを贈ります。「従業員あっての会社ですから。まずは従業員を尊重することです」。外回りの営業スタッフや内勤スタッフから、資格取得をめざして働きつつ学ぶ新人スタッフまで、多様な人材が集うジェネラルインシュアランス株式会社。在宅ワークとオフィスワーク、どちらも自由に選べるフレキシブルワークだからこそオフィスで働く意義と意欲を高め、顔を合わせるスタッフが絆を育みあう場となるように努めています。