京都府の少子化は厳しい状況が続いており、その大きな要因は「未婚化」「晩婚化」「少産化」と考えられます。
一方で、家庭を持ちたい、子どもをもっと生み育てたいという想いをもつ府民は多く、とりわけ若者においてその希望は高いものがあります。
このため、こうした府民の希望が叶い、喜びを実感できる社会の実現を目指し、本日ここに「京都府少子化対策府民会議」を立ち上げました。
これを契機に、府民会議に参画する関係機関や団体、企業、市町村が一丸となり、府民一人ひとりが家庭を築き、子どもを生み育てること、さらには地域全体で子どもを育むことへの関心と理解を深めるとともに、社会全体で子育てを応援・実践する気運を醸成し、府民の想いが成就できるよう、少子化克服に向けて取り組んでいくことを決意するものです。
我々は、「身近なことから、できることから」を合い言葉に「京都で家庭を持ってよかった」「京都で子どもを生み育ててよかった」と思える京都をつくっていきます。
平成28年11月22日
京都府少子化対策府民会議