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一般社団法人 育ちとつながりの家 ちとせ

一般社団法人 育ちとつながりの家 ちとせ

所在地
京都府亀岡市千歳町国分下ノ川51番地
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TEL
0771-56-9018
ホームページURL
https://www.chitose-kameoka.com/

認証団体の紹介

私たちの団体は、フリースクール事業をベースに、不登校、行き渋り、引きこもり、発達障害、学習障害など、生きづらさ、育ちづらさを抱えるお子さんを対象に、楽しい活動を通した療育支援を行っています。
また、相談事業を通して一人一人の困りを的確に分析し、応用行動分析学に基づいた論理的且つ具体的な支援方法、家庭での関わり方をお伝えし、お子さんが抱える困りの根本的な要因に働きかけ、問題解決に向かいます。
学校と併用しながら発達障害グレーゾーン、学習障害などの困りにアプローチする療育的活動としてもご利用いただけます。



主な活動内容は?

相談事業:発達コンサルティング、カウンセリング(zoom相談可)
フリースクール事業:月・火・木・金 10時~15時(幼児~高校生程度)
各種セッション:感覚統合、視機能検査・ビジョントレーニング、学習支援、思春期向け自己認知・自立支援プログラム、社会性・コミュニケーション力向上、小集団活動など
その他:講座、研修会、訪問支援、座談会など

 

どんな方が利用していますか?

不登校、行き渋り、引きこもり、発達障害、グレーゾーン、学習の困難さ、繊細さなどの生きづらさ、育ちづらさを抱える親子
親御さんご自身の困りや夫婦関係の困りにも

 

子育て支援を始めたい方へ

見学・相談OK、講座・研修可
講座・研修:応用行動分析学を用いた支援者向け基礎講座、遊びやコミュニケーション、発達の促進、学習支援、社会性の発達プログラム等
場の目的や利用されるお子さんの状況に合わせてご提案させていただきます。まずはご相談ください。

 

インタビュー

  • 生きづらさ等の困難を抱える子どもの
    社会的自立を目指して
 亀岡市でフリースクール事業をベースに、不登校や行き渋り、引きこもり、発達障害、学習障害、生きづらさや育ちづらさを抱える子どもを対象に療育的支援を行う「育ちとつながりの家ちとせ」。現在、3歳から中学3年生(一部高校生)までがここに通い、さまざまな学びや活動を通して困り事の軽減と工夫できる力をつける取り組みを行っています。また、研修会や講演会、保護者同士の座談会を企画し、困難を抱える子どもたちを支える側の大人が学び、情報をシェアできる場づくりにも力を入れています。
  • 自身の経験を活かした
    療育プラスαの対話やセッション
 同所が目指しているのは「より良いウェルビーイング」。ちとせの役割について理事の髙見雅子さんは「私たちの役割は、子どもたちを社会的に自立できるように育て、親と子にその過程を体得してもらうことです。生きづらさ等を抱える子どもたちには人間としての土台づくり活動が有効だと考えています」と言います。
 そのため、通常の療育的視点での集団活動にプラスしてオリジナルプログラムを使って働きかけを行っています。感覚統合や視機能検査・ビジョントレーニング、学習支援などのセッションのほか、髙見さんが行う応用行動分析学や認知行動療法を応用した対話や親子育ても実践しています。実は、代表理事の石田千穂さん、髙見さん自身も発達に偏りを持つ子どもの子育て経験者。「生活と一体化させて有効な学びを展開させています。子どもたちにとってより良い方法を探す中でこの方法に辿り着きました」と髙見さん。
  • ちとせ&家庭がタッグを組んでこその成長
    その子なりの一歩が踏み出せるように
 同所では、子どもの育ちを“3本柱プラス1(家庭での取り組み)”でサポートすることを提案しています。
 一つ目の柱は、ちとせが取り組むセッションで本人にあった学びのスタイルを身につけてもらうこと。二つ目は、フリースクールでの集団生活で経験を積んでもらうこと。三つ目は、親への相談事業。親の不安やイライラの原因を明らかにして問題を一つずつ解決し、より良い親子関係を構築することです。これらの3つの柱に加えて、石田さん、高見さんは「各家庭での取り組みが大切。問題を発見し、解決するプロセスを繰り返して、親も学び、子どもにとって良い状態を築く力を身につけていただくことが重要だと考えています」と言います。
 石田さんは「一般の子育てをしていても、困難を抱える子どもを育てていても、親は悩むもの。子どもによって階段の一歩は違うと思うんです。画一的な一歩ではなく、それぞの楽しみ方でその一歩を踏み出してほしいと願っています」と、力を込めます。
 ほんの小さな一歩でも、一歩ずつ前へ。石田さん、髙見さんが子育てで感じた葛藤や悩みを経て気付き、築いてきた偏りや揺らぎのある子どもたちへのサポート。「より良い社会生活を送ってほしい」という同所の活動には、子どもたちへの愛情がたくさん込められています。