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NPO法人 グローアップ

NPO法人 グローアップ

所在地
京都府南丹市八木町八木鹿草76
コミュニティスペース「気になる木JUJU」
Google map
TEL
0771-20-4376
E-mail
[email protected]
ホームページURL
https://growup-kyoto.com/

認証団体の紹介

グローアップは、みんながドキドキ・ワクワク♪
楽しく過ごせるまちに!人と人とのつながりの中から新しいコト、新しいモノがうまれ、ひとりひとりが地域の主役となって輝ける。そんなまちづくりを目指して活動しています。



主な活動内容は?

子育て相談 相談サポート つどいの広場 お母さんの自立支援 一時預かり 機関誌

 

講座(おちゃべり、マタニティカフェ、からだケア)
出張保育(えんじぇるサポート)、出張(おんぶと抱っこ、食育)、その他(絵本の日、みんなでごはん)
妊婦訪問、産前産後サポート、イベント企画実施



どんな方が利用していますか?

妊婦 パパママ 親子 0歳~大学生 働くママ 祖父母 ひとり親

 

JUJUでは垣根なく、どなたでもご利用いただけます。



子育て支援を始めたい方へ

見学OK ボランティア 出張相談可 体験



インタビュー

  • 背中を押すのではなく
    さするようなサポートを。
 南丹市から委託を受け、つどいの広場やマタニティカフェ、産前産後ケアなど多彩な活動を行う「NPO法人グローアップ」。八木町の古民家を改装した「コミュニティスペース 気になる木JUJU」を拠点に子育てや教職経験のある11名のスタッフが主に未就園児の家族をサポートしています。
  • 産前産後ケアの重要性
    南丹市からお母さんを元気に

 南丹市では、伴走型支援や産前産後ケアを手厚くしていることから、同法人でも産後1年までのサポートに力を入れています。「“南丹市からお母さんを元気に”をテーマに、お母さんのためのイベントや取り組みを用意しています。産後の1年は本当に大切で、ここで無理をすると体に支障が出ることも。しっかりとケアをして産前の元気な状態に体を戻していただくことを目指しています」と、同法人・代表理事の山口桂子さん。 今後イベントには保健師や助産師などの専門職の方にも参加していただく方向で準備しており、身体や子育て相談がより気軽にできる環境を整えていきます。

  • 本音を話してスッキリ
    大人同士で話す大切な時間
 また、体のことだけでなく、お母さんの本音や気持ちが吐き出せる場所として託児付き講座『おちゃベリの会』も開催。「子どもがいると、自分のことは後回しになってしまうし、話題はどうしても子どものことや家のことになってしまうんですよね。でも、大人同士の会話でリラックスすることも時には必要。いっぱい話して、自分の気持ちをスッキリさせてもらっています」。
 話題は、子育ての悩みから趣味のことなど何でもあり。自分が話したいことを話す場なんだとか。「先日は恋バナだったんですよ」と山口さんは嬉しそうに話します。山口さんをはじめスタッフの大勢が子育て経験者。子どもと離れて、自分を取り戻す時間の大切さを痛感しているからこその取り組みです。
 さらに、南丹市の八木町は戸建ての開発が進んでおり、若い家族の流入が増えているのだそうで「地域の知らないことがたくさんあると思います。おちゃべりの会やイベントに来てもらって情報を得てもらえたら」とも話します。
  • 真っ暗なトンネルのよう。
    そんな気持ちに寄り添いたい

 「最近は、男女ともに育休を取る方が多いです。はじめはお父さんもお母さんも1人でひろばに来てスタッフとお話をする方がほとんど。ここで友達をつくり、行政が運営する子育て支援センターなどに遊びに行かれることもあるとか。以前は、公園に行けば誰かに会えましたが、今は仕事をしているお父さん、お母さんがほとんどで、交流したくても同年代の方と知り合う機会が減りました」と山口さん。子育てで孤立したり、自分のことが後回しにならないよう、「産前産後の期間にたくさんの情報に触れ、友達を増やせるように、私たちが運営するコミュニティスペースにも遊びに来てほしい」と力を込めます。
 「私自身もそうでしたが、振り返れば子育て期間はあっという間。でも、イベントに参加してくれるお母さんたちからは『あっという間と言われても、子育て中は真っ暗なトンネルでそんな風に思えない』と聞きます。そんな気持ちにも寄り添っていければと思います。私たちが心がけているのは、“背中を押す”のではなく、“背中をさする”ような支援。何か困りごとがあれば、気軽に相談してください」。