きょうと子育てピアサポートセンター 京都府の妊娠・出産・子育て支援情報ポータルサイト

NPO法人 京都子育てネットワーク

NPO法人 京都子育てネットワーク

所在地
京都府京都市伏見区深草願成町32-2
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TEL
070-5435-9307
E-mail
[email protected]
ホームページURL
https://kyotokosodatenetwork.wixsite.com/kkn1997

認証団体の紹介

誰もが経験する妊娠・出産期の戸惑いを支える『親子の居場所づくり』のコンサルテーションを各地で行っています。また、その場で出会った親同士の支え合いが生まれる『関係づくり』をファシリテートできる人材育成にも努めています。仲間と出会ってホッとしたりワクワクしたり、多様な体験を楽しみながらエンパワメントされることで、子どもも、地域も元気になる『環境づくり』を目指しています。



主な活動内容は?

つどいの広場 産後デイステイ 子育て相談 出張一時保育 子育てスクール

プレイパーク 登録講師派遣 親子の居場所コンサルテーション(立ち上げ・運営支援、当事者グループの紹介など)

研修・講座(子育て支援ファシリテーション養成・子育ておもしろカードゲームなど) 中高生と赤ちゃんふれあい授業



どんな方が利用していますか?

妊婦 パパママ 0歳~大学生 親子 働くママ ひとり親 祖父母

 

すべての親子と共に歩めるよう、心を開いてお待ちしております。



子育て支援を始めたい方へ

見学OK 出張相談可

 

その他(登録講師バンク有り)



インタビュー

  • みんなで子育てしたっていい!
    地域や人に頼れる場づくり
「親には子育て仲間を、子どもには遊び仲間を」をモットーに活動をする「京都子育てネットワーク」。1997年の設立から26年、主に乳幼児期の親子と妊産婦をサポートしてきました。現在は、市内4か所のつどいのひろばを受託運営、また同法人の自主事業として伏見区に子育てコミュニティスペースを開設しています。
  • 孤立した子育てをしない
    多様なつながりをつくりたい

 同ネットワークの設立は、代表の藤本明美さんが子育て期に立ち上げたサークルがきっかけ。「地域で子育て仲間がたくさんつながり合えたら」という思いから、「各地域で子育てサークルをやっている人集まりましょう!」と呼びかけたことに始まります。
 同ネットワークの根底にあるのは「孤立した子育てをしない」ということ。「親同士、子ども同士の横の関係性はもちろん、家族以外の斜めの関係性を大切に、仲間づくりや居場所づくりを行なっています。昔は地域で行われていた当たり前の関係性を現代に取り入れたい」と藤本さんは言います。

  • ホテルやカフェでゆっくり
    産後ママのデイステイを開催
 つどいの広場での親子のつながりづくりや見守りやサポート、悩みを抱えるママたちの傾聴のほか、単発でのイベントも企画しています。不定期で開催される産後ママのデイステイは、ゲストハウスやホテル、カフェを借りてママたちにゆっくりしてもらおうというもの。
 「寝不足で疲れているお母さんに寝てもらったり、ゆっくりお風呂に入ってもらったり、ご飯を食べてもらったり。保育付きの環境で、普段できないことを心置きなくやってもらいたいと思っています。乳幼児期の子育ては心身共に疲労感が。そんなときは『地域の人の手を借りて、地域に頼り、人に助けてもらっていいんだよ』、ということを伝えていきたいと思います」。
 このほか、「mamaGAKU(ママガク)」を立ち上げ、ハロウィンパーティーやヨガ講座、ハワイアンリトミック、保育付きで楽しめるホテルブュッフェなども企画。「子育てしながら仲間づくりをして、楽しく学びながら子育てしてもらえたら」と話します。
 また、「十人十色の子育て」を掲げ、シングル、LGBTQ、障害児、多胎児など多様な親子をサポートし、輪づくりや関係づくりをサポートしています。さらに、団体を支援する取り組みとして出張一時保育も実施。交響楽団の練習会場に出向き、託児をするなど、場所づくりに限らない直接的な支援にも積極的です。
  • 子育てを“みんな事”に。
    当たり前のことを支えたい
 同ネットワークでは、「場所づくり、仲間づくり」の思いを広げるべく、親子の居場所づくりのコンサルテーションも行なっています。「京都にも数多くの親子の居場所がありますが、もっと身近にあれば、社会にもっとたくさんあれば、多くの親・子どもの仲間づくりが可能に。『こんな場所があったらいいな』という声を実現してもらうべく、立ち上げ支援や担い手のサポートにも力を入れています」。
 藤本さんが「生の声が社会を変える」と力強く話すように、子育て世代が声を挙げて、連携をすることで、より良い環境が生まれるように、同ネットワークでは、行政や企業にもさまざまな働きかけをしています。「親が元気でないと未来は創れない、当たり前のことを地域や周りのみんなで支えたいのです」とも。地域や社会に対しても「子どものいる家庭を他人事と見ずに、みんな事と考えることができるような「子育てカードゲーム」を開発しました。世代や立場を超えて遊びながら子育てへの温かいまなざしが拡がってほしいです。ママたちには、『みんなで子育てしたっていいんだよ』ということを、丁寧に伝えていきたい。いろんな人と関わる方が子どもも豊かになると思います。みんなで子育てできる、そんな場をぜひ見つけてください」。