同サロンでは、対面での会話やLINE相談から出てきた話や相談をもとに、イベントを立ち上げています。「離乳食について相談できる栄養相談の場や、子どもの発達について小児科の先生に直接お話をしてもらう会などを企画しました」と足立さんは話します。
　このほかにも、子どもの成長を記録する手形足形の日や、えほんのひろば、抱っこひもアドバイザーによる抱っこひもの相談日、月に一度開催される双子の会など、その内容は多彩。「子どもの成長は、それぞれだと分かっていても親は不安になるもの。そんな時こそ、いろんな情報を取り入れてほしいと思います」。
　そして何よりも「まずは、声を上げてほしい」と足立さんは言います。「子育ては、まだまだママが主体。しんどいことが多いと思います。最近は、ママが出かけている間や食事の作り置きをしている間にと、パパが子どもさんとサロンへ来てくれることも増えました。私たちからママの思いをそっとパパに伝えてあげることも。プレママ・パパさんも初めは躊躇しますが、サロンに電話予約をして、遊びに来てほしいと思います。聞いてもらったら解決することもあるし、気になる方は行政の支援に繋ぐこともできます」。
　ちょっとしたことでも大丈夫。雑談をしにいく感覚で「おひさまと風の子サロン」をぜひ訪ねてみてください。