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こどもに起こりやすい事故・トラブル

こどもの行動は予測できない!

こどもは、周りの大人から見ると思いがけない行動や反応をすることがあり、その結果としてさまざまな「事故・トラブル」に巻き込まれることがあります。こどもに起こりやすい事故やトラブルについて、対処方法をお伝えします。

こどもに起こりやすい事故・トラブル

年齢(月齢)別子どもにおきる事故
年齢・月齢 標準的な運動機能の発達 誤飲窒息 おぼれる 切り傷、打撲 やけど 転落 交通事故
誕生 まくら、布団での窒息 入浴時の事故   熱いミルク、ふろ 親が誤って子どもを落とす 自動車同乗中の事故
3か月 手足をばたばたさせる   ベッド、ソファからの転落
4か月   なんでも口に入れる  
5か月 手をのばす、口の中にものを入れる 床にある鋭いもの ポット、飲物、アイロン
6か月 寝返りをうつ 小物やたばこの誤飲 鋭い角のあるおもちゃ
7か月 すわる
8か月 はう 炊飯器、ストーブ、ヒーター 階段からの転落
9か月 物をつかむ よだれかけ、ひも、コード 浴槽への転落 バギーやいすからの転落
10か月
つかまり立ちをする
家具の角かみそりでのいたずら 浴槽への転落 通りでのよちよち歩き
11か月  
12か月 ひとり歩きする 薬、化粧品 階段での転落
1歳1か月 スイッチ、ダイヤルをいじる ビニール袋 ドアに手をはさむ、引き出しの角など 親と自転車の二人乗り
1歳半
走る、登る
窓、バルコニーからの転落
2歳 階段を昇り降りする プール、川、海での事故 屋外での石など マッチ、ライター、花火など
3歳 高いところへ登る   滑り台、ブランコ 三輪車の事故
3から5歳       自転車の事故

事故・トラブルへの対応

心肺蘇生(そせい)法

事故等で子どもに意識がなく、呼吸や心臓が止まっているときは、直ちに人工呼吸と心臓マッサージを行う必要があります。以下簡単に説明いたしますが、百聞は一見にしかず、日ごろから講習会等に参加して、やり方を教わっておくのがいいと思います。

呼吸が止まっているときは気道を確保して人工呼吸を行います。子どもをあおむけに寝かせ、子どものあごに手を添えて上の方に引いてください。子どもの背中に座布団などを当てると気道確保がやりやすくなります。鼻をつまむか、口と鼻に一度におおうように口を付けて息を吹き込みます。胸の膨らみで空気が入っているのを確認します。3秒に1回くらい行ってください。

心臓マッサージは硬い地面にあおむけに寝かせ、乳児の場合は両方のお乳の間の真ん中よりやや下方を、幼児の場合はろっ骨下縁から指2本分くらいの上方を胸がへこむくらいの強さで押します。1分間に100回くらい、人工呼吸1回、心臓マッサージ5回の組合せで行います。

誤飲(すぐ吐かせるもの・吐かせてはいけないもの)
品目 水か牛乳を飲ませる 吐かせる その後の処置
たばこ(2cm以上)
灰皿の水
何も飲ませない すぐに病院へ
漂白剤
かびとり剤
× すぐに病院へ
トイレ用洗剤、
タイル用洗浄剤
× すぐに病院へ
医薬品 すぐに病院へ
ボタン電池 何も飲ませない × すぐに病院へ
マニキュア、
除光剤
何も飲ませない × すぐに病院へ
農薬、
殺虫剤
何も飲ませない × すぐに病院へ
灯油、
ベンジン、
シンナーなど
何も飲ませない × すぐに病院へ
ガラスの破片、
針、
ヘアピン
何も飲ませない × すぐに病院へ
香水、
ヘアトニック
病院へ
ナフタレン 牛乳は× 病院へ
芳香剤、
消臭剤
病院へ
入浴剤、
洗濯用洗剤、
台所用洗剤
せっけん、
シャンプー、
リンス
クリーム、
ファンデーション、
口紅
歯磨き粉
蚊取り線香、
蚊取りマット
紙おむつ
インク、
鉛筆、
クレヨンなど

(○=してよい、×=してはいけない)

異物の混入

気管支に固形物が詰まって呼吸ができなくなったときは、子どもの頭を下に向けて体を持ち上げ、肩甲骨の間あたりの背中を強くドンドンとたたくか、後ろから抱えてみぞおちのあたりを強く押して吐かせるようにしてください。一刻を争います。すぐ病院に連れて行きます。

針や魚の骨などがのどに刺さったときや、鼻や耳に異物が入ったときは、無理に取ろうとして傷をつけたり、かえって奥に押し込んだりしてしまうことがあります。耳鼻科につれていってください。

子どもの場合、異物が入っても(入れても)教えないことがあります。周りの大人が子どもの様子を観察することが大切です。目に異物が入ったときはこすらないようにしましょう。目に傷がつくのを防ぐためです。子どもは痛がって思わずこすってしまいます。我慢させて、流水でよく洗うか、清潔なガーゼをぬらしてそっとふき取ってください。とった後、ひどく目を痛がったり充血しているときは眼科に連れて行きましょう。

おふろは大丈夫?(おぼれる)

2歳までの子どもがおぼれる事故が一番起こりやすいのは浴槽です。子どもは体に比べ頭が重いので、浴槽をのぞき込んだりすると簡単に頭から落ちてしまいます。浴槽が低く据え付けてある場合や、いす・洗面器・バケツ等は踏み台になり転落する危険があり注意が必要です。

浴槽にふたがしてあっても子どもが上にあがって遊んでいると、ふたがたわんだり、外れたりして転落することがあります。ふたは浴槽の寸法にあった丈夫なものを選んでください。ふだん入らないときは水を抜いておくとか、かぎをかけて子どもには開けられないようにしておくのも方法です。

子どもをふろに入れるときも注意が必要です。子どもをそばに置いたまま髪の毛を洗うのは危険です。少し目を離したスキに洗面器に顔をつっこんで窒息したとか、浴槽に落ちたとかの事故も珍しくありません。

虫に刺された

一口に虫刺されといっても虫にはいろんな種類があります。また、子どもの皮膚は大変弱いのではれ上がることもあり注意が必要です。虫に刺されたとき大切なことは、呼吸困難を起こしていないか、意識がおかしくないか、刺されたところが異常にはれ上がっていないか、全身に発疹(はっしん)が出ていないか、などです。このような場合は救急車を手配し、直ちに医療機関を受診してください。

特にスズメバチやクマンバチなどの大型のハチに刺された場合、注意が必要です。小型のハチでも刺されるとかなりはれて痛みを伴います。刺されたところをしぼるようにして毒を出し、針が残ってるようなら除去します。そのあと虫刺されの薬を塗ります。ガや毛虫では毛に毒があるのでそれらをよく洗い流して薬を塗ってください。刺されたところを清潔にすることも大切です。かきむしるとかえって毒が広がったり雑菌が入り込んだりしますので、かきむしらないようにしましょう。

やけどをした

子どものやけどの原因となるものは、ストーブ、ファンヒーター、アイロン、ポット、熱い飲物、ふろのお湯、たばこなど家の中にたくさんあります。やけどをしたときはとにかく冷やすことが大切です。やけどしたときは、やけどの範囲と程度、普通のやけどか低温やけどかを確認します。

やけどの範囲が狭く皮膚が少し赤くなった程度なら流水で十分に冷やしてガーゼか絆創膏(ばんそうこう)でおおっておく程度でいいでしょう。

ふろの湯に落ちた場合は範囲が広く危険です。水でぬらしたバスタオル等でくるんで体を冷やしながらすぐ病院で受診してください。

水ぶくれができた場合、やけどの程度が強いことを意味し危険です。水ぶくれが500円玉以上の大きさのときは、すぐ病院に連れて行ってください。

低温やけどはカイロや電気カーペットなどそれほど熱くないものに長時間触れていることで起こるもので、皮膚の内側がやけどを起こします。皮膚が少し赤くなった程度でも受診してください。

けがで出血

子どもがひとりで動けるようになるなると、けがは日常茶飯事になります。けがで出血していると慌ててしまいがちですが、落ち着いて手当をすることが大切です。

出血しているときは、けがの場所や大きさ、深さ、出血の量、ガラスやくぎ・とげなどが刺さっていないかを確認します。出血を止めるには、傷の位置を確かめて上からきれいなガーゼで直接圧迫するのが確実です。それでも止まらない場合は、腕ならひじの内側の動脈、足ならふとももの付け根の真ん中の動脈を押さえて血を止めるようにします。傷口を心臓より高い位置にするのも効果的です。ガラスの破片やとげなどが深く刺さっている場合は無理に抜こうとせず、そのまま病院を受診してください。

すり傷で傷口に泥や土が残っている場合は、それを流水で十分洗い流してから消毒し、絆創膏(ばんそうこう)などをはります。切り傷の場合、傷の奥に汚れが入り込んでいる場合があり、子どもが泣いていても傷口を広げるようにして洗い流してください。傷をした直後の処置が、化膿などを防ぎます。落ち着いて確実にしてあげてください。

鼻血が出た

鼻血は、鼻の出口のそばに細かい血管が集まっているところがあり、そこが切れて出る場合が多いようです。鼻血が出たときの注意点は、転んだりして鼻をぶつけて出たのか、すぐ止まるか、いつまでもだらだら出ているか、などです。

少量の鼻血の場合は座らせて頭を少し前に傾けるようにし、鼻をつまむように押さえておけば普通止まります。脱脂綿を鼻に詰めておくやり方もあります。鼻をぶつけて出ているようなら、ぬれタオルなどでおでこから鼻全体を冷やすようにしてください。応急処置をしても10分以上鼻血が止まらないときは病院(耳鼻科が一番良いでしょう)を受診してください。

繰り返し鼻血が出たり、止まりにくい場合は、鼻の中に傷ができて出血しやすくなっている場合や、まれに血の止まりにくい病気が隠れていることもあります。一度病院で受診することを勧めます。子どものつめを切り、清潔にしておくことも大切です。

切り傷

大人が日ごろ何げなく使っているものが、子どもにとって大変危険な、時に凶器になることがあります。周りにいる大人が常に子どもたちに注意を払い事故を防ぎましょう。台所では包丁を置いたままにすると子どもが手を伸ばして刃をつかんだり、足の上に落とすことがあります。食器棚にもガラスのコップや皿、ナイフやフォーク、つまようじなどが入っています。引き出しや戸棚用のロックをつけて子どもに開けられないようにするのもよい方法です。

また、危ないものを子どもの手の届かないところに置くようにすることも大切です。うっかりしまい忘れた刃物でけがをするという事故は起こりがちです。切り傷の場合、刃物についていたものが傷の奥深くに入り込んでいることがあります。傷口を開いて流水で十分に洗い流しましょう。その後消毒して絆創膏(ばんそうこう)などをはっておきます。傷口が大きかったり出血のひどい場合は早急に受診してください。

頭を打った

頭を打ったときに大切なのは、意識があるか、出血はどうか、吐いていないか、顔色や機嫌はどうか、などを確認します。意識がない場合、呼吸や心臓の動きをみます。人工呼吸や心臓マッサージについては『心肺蘇生(そせい)法』の項目を参照してください。出血がある場合はきれいなガーゼで出血場所を直接圧迫してください。おう吐するようなら顔を横に向けて吐いたものが気道に入らないようにします。

意識がない(はっきりしない)、おう吐が激しい、出血が多い場合は直ちに救急車の手配をしてください。打った直後は何ともないような様子でも、いつまでも顔色が悪いとか、不機嫌だとか、ごろごろしているような場合は内出血していることがあるので、病院で診てもらいましょう。

頭を打った後、何もなくても1日は安静にするようにし、子どもの様子をしっかり観察してください。

『心肺蘇生(そせい)法』の項目へ

はさむ

子どもの指や手をはさんでしまう事故は、よく起こりがちです。

玄関のドアは厚く重いので強くはさんでしまった場合に指や腕を骨折することがあります。ドアの開け閉めだけでなく、風の勢いで勝手にしまってしまう場合もありますので、注意が必要です。

アルミサッシの窓や扉は閉まりやすく軽く滑るように作られています。勢いがつき過ぎることがあるので注意しましょう。

自動車のドアやリアゲートにも注意が必要です。特にリアゲートはドアの重みを利用して閉まりやすくしてあるので、必要以上に勢いよく閉まることがあります。また、パワーウィンドに首をはさまれる事故も起こっています。確認して閉めるようにしたり、運転席以外では操作できないようにしておきましょう。

ビデオデッキのテープの差し込み口に手をはさんでしまい抜けなくなる事故もあります。ビデオデッキの入ったラックはかぎがかかるようにするのがいいと思います。

骨折・ねんざ・脱きゅう

まず、手首とか足首、ひざなどいつも動かしているところを動かすことができるか、打ったところや関節がはれ上がったり、皮膚が黒ずんできたり、手を動かさずにだらりと下がったままになっていないか、などを確認してください。

痛みで子どもが泣いている場合は落ち着かせ、おもちゃやお菓子等を取らせてみると、手の動き(動かしにくさ)がわかります。痛みやはれがあると骨折が疑われます。そのときはその部分に大きめの添え木を当てます。添え木は動かさないようにして楽にさせるものです。無理に固定するとかえってけがが悪化することがあります。

ねんざしたときは、関節がはれて内出血で皮膚が黒ずみ少し熱をもったりします。その部分を包帯等で巻いて保護し氷のう等で冷やします。

脱きゅうは親が子どもの腕を引っ張っただけでも起こります。そのときは痛がらない位置で包帯や三角巾(さんかくきん)で固定します。

いずれの場合も応急処置が済めば整形外科を受診します。

衝突

子どもは体に比べて頭が重く、バランスが悪いため転びやすいものです。転んだときに頭や顔を危険なものにぶつけないように注意が必要です。角のあるもの、例えばテーブルや机、タンスやベッド、電化製品や棚などに注意しましょう。家庭内にはこれら角のあるものがたくさんあります。こういうものにぶつかったときのけがは、角のあるところにクッション材をつけることで防ぐことができます。クッション材はいろいろな用途に応じてさまざまなタイプのものが売られています。自宅の家具等、使用する場所をよく検討して購入しましょう。

扉の開け閉めの際に頭をぶつけることもあります。玄関の扉は重いものが多いので注意しましょう。ガラス窓への衝突も危険です。割れにくいガラスにするとか、破片が飛び散らないようにするフィルムをはっておくのも効果的です。

病院に行くべきか悩んだときは

「こどもが階段から転がり落ちた」「目を離した時にこどもが洗剤をのんでしまった」等、お子さんの急な病気なケガのとき、救急車を呼ぶべきか、病院受診するか、もしくは自宅で様子を見るか、悩みますね。
どうしたらよいか悩んだときは、「#7119」か「#8000」にお電話ください。
看護師等が、お子さんの状況を確認してアドバイスを行います。