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抱きぐせ

赤ちゃんは抱っこが大好きです。暖かくて、柔らかくて、お母さんのにおいがして、心地よく揺れて、とても安心できるのでしょう。

抱っこしてほしいと赤ちゃんが泣いたときに、それに答えて抱っこしてあげるということは、赤ちゃんにとって「周りの人は何か欲求したときに答えてくれるのだ。」という人間に対する基本的な信頼感を作っていくことになります。

成長してひとりで歩けるようになり、言葉も話せるようになれば、自然と抱っこばかり要求しなくなってきます。抱きぐせがつくからと赤ちゃんも親も抱っこを我慢したりさせたりする必要はありません。抱っこを求められて応じられるときは十分抱っこしてあげてください。

しかし、家事などで手が離せなくて、すぐに抱っこできないときもあると思います。そんなときは無理して抱っこする必要はありません。「ちょっと待ってね。」「すぐ抱っこしてあげるからね。」と優しく声をかければ、赤ちゃんはだんだん待つことも覚えるようになります。

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