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赤ちゃんのお世話(幼児編)

人にかみつく

子どもは1歳半を過ぎると、自己主張が強くなってきます。お母さん以外の人とかかわる機会も増えてきますが、お友達の中に入っていくと、お母さんがしてくれるようには遊んでくれず、おもちゃも自分の思うようにならずにとりあいになります。そのようなときに、自分の意志を言葉で表現できず、かみつくという行為で表してしまうことがあります。言葉で十分に主張できない子どもにとって、かみつくことが最も絶大な攻撃防衛手段なのです。

かみついてしまった場合は、かみつかれた子に対して「いたわり」の声をかけた後、かみついた子に対して、「かみつくことはいけない。」とはっきりしかります。この際、くどくど言わず、真剣にしかった後は、楽しいことに誘い、気分転換をさせましょう。そうやって教えていると、だんだん良いことと悪いことの区別がつくようになってきます。言葉を使って自己主張できるようになればかみつくことはなくなるでしょう。

落ち着きがない

3歳までの子どもは大人が考えるより元気で落ち着きがないのがあたりまえです。たいていの場合、3歳半、4歳ごろになると、動き回るのを抑えようとする脳の抑制機構が成熟し次第に落ち着いてきます。

落ち着きのない子に「落ち着きなさい」と言ってもできるものではありません。形だけ落ち着いている状態を求めてもだめです。大きく体を動かし、楽しく遊べる経験を増やすことが効果的でしょう。多動な子も気に入ったビデオやテレビを見ているときはじっと静かになりますが、それに頼りすぎるのはよくありません。人とかかわる力は人とのかかわりの中でしか育たないからです。

「好きなことだったら落ち着いてできるのだが」という場合は、落ち着きがないのは気が乗らないからでしょう。好きな遊びをじっくりして、ちょっとだけ苦手なものに取り組むというようにすると、好きなこと以外も少しずつできるようになると思います。

また、じっくり相手してもらえなかったり、生活があわただしい場合に、情緒不安定になり、落ち着かなくなる場合があります。子どもの環境が落ち着きをなくす原因になっていないかということも考えてみてください。

先生から「落ち着きがない」と言われたときは、「ちゃんとしなさい」と言わないで、どんな場面で落ち着きがないのか先生に聞き、なぜ落ち着きがないのか一緒に考えてみてください。ひょっとすると課題が難しいのかもしれません。同じ年齢の子どもたちが喜んで遊ぶようなことに全く興味がなかったり、年齢相応の落ち着きが出てこない場合は、発達に何か問題がないか、かかりつけの医師や保健師などに相談なさってください。

母親のそばから離れない

1歳くらいになって自分で動けるようになると、後追いが始まりお母さんの行くところにはどこでもくっついていくようになります。拒否するとよけいにくっついてくるので家事などで手が離せないときは困ってしまいます。

母親は子どもにとって、安心の基地です。いつでもお母さんのところに行けば答えてくれる、守ってくれると覚えていて、不安があったときにお母さんに甘え、その安心感をもとに外へ向かってゆくのです。何かあったらお母さんのところへ行けば安心だと確信するようになると、本当に困ったことがあるときにだけ、行くようになります。

逆にくっついている子どもを無理に離そうとすると、「お母さんといると安心」となかなか思えないので、いつまでもこだわります。「大丈夫、いつもそばにいて守ってあげる。」という気持ちで、積極的に心をこめてべたべたすると、安心し、満足して、少しずつお母さんから離れては戻り、戻っては離れを繰り返して、次第に離れるようになっていきます。

排泄(はいせつ)のしつけ

一人歩きができるようになり、膀胱(ぼうこう)におしっこがたまってくる感じがわかるようになると、子どもはいろいろなサインを出すようになってきます。この時期がトイレットトレーニングの始まりです。トイレットトレーニングの開始は、その子なりのタイミングがあります。2歳前後から始められることが多いですが、まだその子の準備ができていないのに、周りの子ができているから、夏だからといった理由で急ぐのはよくありません。

そろそろおしっこの時間で何か様子がおかしいなというときに、トイレやおまるに誘い、座らせてみましょう。誘導のタイミングが合い、運良く排泄(はいせつ)できれば、出たものをみながら、「うんち出た。」「おしっこ出た。」と喜んでみせて、おしっこ/うんちに興味を持たせるようにします。「すっきりしたね。」と声かけをして、排泄後の爽快(そうかい)感を覚えさせましょう。「シャー」と音をたてて出たものをおしっこと感じ、おしっこを目で確認し、お母さんの「チー出たね。」という声かけで、出たものがおしっこであると認識する、という3つの感覚を繰り返しながら、おしっこが出る、おしっこをするということを自分で覚えていきます。

やがて「トイレに連れていったらおしっこをする。」から、「おしっこがしたくなったらお母さんに教え、トイレでするまで我慢する。」ということができるようになります。1日に何回かトイレやオマルでできるようになるとパンツに変えられますが、トイレットトレーニングの目標は、おむつはずしではなく、尿意を感じて自分からおしっこと言い、トイレやオマルでできるようになることです。

しかり方と体罰

「しかる」とは、してはいけないことを子どもに教えることです。そのためには、「いけない」というメッセージがしっかりと伝わるようにしなければなりません。

まず、しかる内容を統一すること。同じことをしても、しかったりしからなかったりでは、それがいけないことなのかどうか子どもは判断に迷ってしまいます。できれば、家族間でも統一しておいたほうがいいでしょう。

次に、具体的にしかること。「だめ」だけでなく、「何がだめなのか」を伝えます。「○○ちゃんはだめな子だ」といういい方はよくありません。また兄弟と比較してしかるのもやめましょう。

それから、しかるときは、その場で簡潔に。くどくど言われると何をしかられているのかわからなくなるだけです。しかった後はさっと気分転換するようにします。

大声で怒鳴ったり、たたいたりしても、メッセージは伝わりません。同じことを兄弟や友達にするようになってしまいます。「体に教える」という人がいますが、たたかれると、「たたかれた」という記憶が残るだけで、なぜたたかれたのか、何が悪いのかということは伝わりません。いつもたたかれている子は、「たたかれないとできない子」になってしまいます。

最後に、しかられることをする子どもの「わけ」を考えるようにしましょう。もしかしたら、大人の注意をひきたくて、いけないことをわざとしているのかもしれません。

おばあちゃんが甘やかす

物事の価値観や常識は、時代の流れとともに変わっていきます。子育てについても同様で、おばあちゃんの時代の子育てと現在の子育てでは変わってきている点もあるでしょう。現代のお母さんは、本やテレビ、インターネットなどの情報量が多いので知識も豊富です。そういうお母さんたちにとって、昔流のおばあちゃんの育児は「間違い」と思える点があるかもしれません。

しかし、もともと100点満点の育児法などありません。ちょっとお母さんの常識から外れていても、両親以外の人にいろいろな接し方をしてもらうこと、愛情をいっぱいもらうこと、多くの目で子どもを見守って育てることのメリットの方が大きい場合が少なくありません。

「おばあちゃんがやたら甘いお菓子やジュースを与える」といった困った場合は、一緒に健診などについて来てもらい、医師や保健師の話を聞いてもらってはどうでしょうか。お母さんから言うと意見の対立になってしまうことも、第三者から言われるとうまくいくかもしれません。

おじいちゃん、おばあちゃんも孫が健康に成長することを願っておられることは間違いありません。家族が仲良く平和であることは、子どもにとって、とても幸せなことだと思います。

おしゃぶりが離せない

おっぱいを吸う、ほ乳瓶の乳首を吸うのと同じでおしゃぶりを吸うのは、赤ちゃんにとって安心できることのようです。

安心して寝付くことができるというなら、寝る前に使うくらいならかまわないと思います。小学校になるまでおしゃぶりを使っている子はまずいませんから、ほとんどの場合、成長とともにいつの間にかとれるはずです。

しかし、一日中赤ちゃんにおしゃぶりを持たせて、赤ちゃんの口を封じてしまうのはよくありません。赤ちゃんは泣くことによって、何かを要求し、お母さんに伝えようとしています。それをおしゃぶりで我慢させてしまっては、赤ちゃんと気持ちを通わせ、交流する機会がなくなってしまいます。せっかくの赤ちゃんの訴えをシャットアウトしてしまうことになります。赤ちゃんが何か言おうとしているときは、是非おしゃぶりを外して聞いてあげてください。

おもちゃの選び方

赤ちゃんのおもちゃを選ぶ上で、まず一番大事で基本的なことは、「安全であること」。おもちゃの塗料は口に入れても大丈夫か、細かい部品などを誤飲する心配はないか、おもちゃから落ちたりはさまったりしてけがをしないか、など注意深くみてください。ST(セーフティー・トーイ)マークも確かめましょう。

また、「知育玩具(がんぐ)」というおもちゃもたくさん売られていますが、「知育玩具」だから知能に良いというわけではありません。重要なのはそのおもちゃを使ってどう遊ぶか、そのおもちゃを使ってお母さんとどういうかかわりをするかということです。

たまたま赤ちゃんが触るとおもちゃの音が出た、というときに、お母さんが「すごいね、上手ね。」と笑顔でほめてあげると、赤ちゃんはまた同じことをしてみようとします。こうして赤ちゃんが積極的に遊ぼうとすること、そして次は「こっちも触ってみよう。」というようにいろいろ挑戦すること、それが赤ちゃんの発達に良い影響を与えるのです。