おしゃぶりが離せない
おっぱいを吸う、ほ乳瓶の乳首を吸うのと同じでおしゃぶりを吸うのは、赤ちゃんにとって安心できることのようです。
安心して寝付くことができるというなら、寝る前に使うくらいならかまわないと思います。小学校になるまでおしゃぶりを使っている子はまずいませんから、ほとんどの場合、成長とともにいつの間にかとれるはずです。
しかし、一日中赤ちゃんにおしゃぶりを持たせて、赤ちゃんの口を封じてしまうのはよくありません。赤ちゃんは泣くことによって、何かを要求し、お母さんに伝えようとしています。それをおしゃぶりで我慢させてしまっては、赤ちゃんと気持ちを通わせ、交流する機会がなくなってしまいます。せっかくの赤ちゃんの訴えをシャットアウトしてしまうことになります。赤ちゃんが何か言おうとしているときは、是非おしゃぶりを外して聞いてあげてください。長時間にわたり、長い期間おしゃぶりを使用すると、歯ならびや嚙みあわせが悪くなる場合があります。歯ならびや、口や唇の形が心配な場合には、早めに歯科医師等の専門家に相談するようにしましょう。