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飛行機・新幹線・バスなどの旅

乗り物に乗るような移動はお座りができる7か月くらいからが安心です。泊まりがけの旅行は1歳になってからのほうが楽で安全でしょう。乗り物の中では、冷暖房がききすぎていることもあるので、温度調節ができるように、夏はカーディガンやバスタオルなどさっとはおれるものを、冬場は暑くなったら1枚脱げるような服装が便利です。

飛行機ではチャイルドシートが必要になることもあり、航空会社により貸し出しをしている場合もありますが確認が必要です。離着陸のときの気圧変化で耳が痛くなり、泣くことがあります。このようなときは、ミルクや湯冷ましを与えたり、幼児ではつばを飲み込んだり、あめをなめさせたりするとよいでしょう。また機内は乾燥しているので、水分を十分に与えるようにしましょう。飛行機を利用するときは機内での移動時間だけではなく、空港までの移動、空港での待ち時間、ときには飛行機の出発が遅れることもあるので、授乳、食事、昼寝などに配慮することが必要です。

新幹線、バスは指定席をとるようにしましょう。車内で乳児が泣き出すのは、空腹か、眠いときが多いですが、暖房がききすぎてぐずることもあります。水分をとらせたり、デッキに出たりしてみるとよいでしょう。

幼児はじっとしていないし、飽きやすいものです。車外の景色にはあまり興味を示さないので、絵本やおもちゃなど忘れずに持ち込むようにしましょう。

乳児は乗り物酔いは少ないですが、幼児になると元気がなくなり、吐き気が起こることがあります。乗り物酔いしやすい子は、バスでは前から4、5番目の座席が良いでしょう。下を向かないようにし、遠くの景色を見させるようにします。食べ過ぎ、空腹、睡眠不足は乗り物酔いを起こしやすくなるので避けましょう。酔うのではないかと幼児が心配するとよくないので、乗り物酔いに対して周囲の人は無関心でいるのが良いです。あらかじめ乗り物酔いの薬を飲ませておくのも良い方法です。

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